4/28,29で尾瀬に行ってきました。
二つ玉低気圧通過に因る積雪(多い所で30cm)のため、春の快適ザラメとはいかず、
滑りは結構苦労する状態でしたが、天気は2日間とも良くて最高に楽しめました。
■初日: 4/27
08:54 鳩待峠
11:05 オヤマ沢田代
12:34 至仏山
14:03 ワル沢から夏道へのトラバース
14:12 夏道合流
15:18 山の鼻
■二日目: 4/28
07:20 山の鼻
09:57 ワル沢へのトラバース途中
標高2020m付近 短い滑降と大休止
10:48 ワル沢合流
11:24 至仏山直下
標高差80m・距離200mの滑降2本と大休止
12:41 至仏山直下
13:07 悪沢岳
14:00 鳩待峠
■初日 8:00 鳩待峠
鳩待峠の手前で数メートルの部分凍結が数箇所ありました。
路肩の雪が解けて流れた水が朝方冷えて凍るものなので、
晴れていれば次第になくなってしまいますが、朝は手ごわい。
以前、ここでスリップした車が渋滞を引き起こし、ボランティアの交通整理が出るほどの、
事態になっていたこともありました。
最初の凍結部分でノーマルタイヤはスリップ気味だったので、
念のため車に入れておいた「AutoSock」を初めて使ってみました。
こんなところでスリップして動けなくなったら、周囲に大変な迷惑をかけてしまいます。
なんとなく頼りないイメージでしたが、安定していました。いざって時は使えますね。
※峠の駐車場は上も下も満車でしたが、偶然、上に1台分空きが出たので入れました。
こんなときは戸倉に止めて、バスかタクシーで峠まであがるのがいいのですが、
戸倉の駐車場で窓口に聞いたら、今日はタクシーは分からないというし、
(平日だから気合が入っていないんですね)、 次のバスは1時間後なのでした。
■定点観測的な写真。数日前に比べ白くなっています。
■オヤマ沢田代から小至仏山に向かうカミさん。
■至仏山頂からの尾瀬ヶ原
■至仏山頂直下からの滑降。ワル沢から一本右。
■ワル沢から夏道に回りこんで、尾瀬ヶ原を眺めながら本日の最後の休憩。
■夏道を山の鼻(写真中央の小屋)に向かって 滑るカミさん。
高速ターンを楽しめるところですが、今回はウインドパックされた手強い雪で、緊張しました。
■針葉樹林帯手前の夏道からの至仏山頂方面
カミさんは双眼鏡ではなくカメラ構えてます。
■今日の宿は「山の鼻小屋」。夕食の天ぷらが楽しみです。
他にお客さんは10人ほどでした。思ったより少なかったです。
やはり5月からのGWが本番なのでしょうか。
■上田代から夕暮れの至仏山 17:41
小屋でお風呂に入って、夕食の後、散歩に出ています。
■二日目 日の出と燧ケ岳 05:23 朝食前の散歩。
この時期は、牛首の上に日が昇ります。雲海のような上田代。
■二日目 前日とほぼ同じルートで至仏山を目指します。
まずは針葉樹林帯の登り。モコモコしてる所なので、出来るだけ一定の斜度で
登れるように道を選びながらじっくり上ります。
樹林帯を抜けた場所で小休止中に、後続のスキーヤー二人連れと話が出来ました。
彼らは至仏山荘に泊まったとのことで客は4人ほどだったそうです。少ないですね。
■樹林帯を抜けたら後はひたすら高みを目指して登るだけです。
カットソールの苦手な、アイスバーンとザラメを避けて、クラストしている部分を選んで、
しっかり踏んでいきます。斜度もあり、風も強いのでつらいところです。
■夏道からのトラバース。ワル沢に出る直前。
ここは風も遮ぎられて、ぽかぽかで暖かく、大きな岩の上にザックを降ろしてのんびりしました。
写真では分かりませんが、小至仏山から至仏山に向かうたくさんのパーティが見えました。
休憩中だけでも数百人は通ったと思います。
この斜面は雪が緩んでいたので、何本か滑りました。
■前日と同じワル沢の一本右に移動して、荷物を置いての滑降。
短いながらも滑りやすいザラメの場所を選んで楽しみました。
■悪沢岳山頂からの笠ケ岳(中央)と小笠(右)。
こっちもそのうち行ってみたいですね。
この後、名残を惜しみながら鳩待峠に下りました。
登りに使うことが多い鳩待の尾根ですが、悪沢岳を絡めて右から右からと
滑るとそれなりに楽しめるのですが、今回はクラストしていたので、
怪我しないように滑るのが精一杯でした。
■ 赤線 : 4/27 鳩待峠~山の鼻
青線 : 4/28 山の鼻~鳩待峠