■日野沢川沿い、秩父華厳の滝に向かう途中の左手にある、
櫓みたいなものはなんでありましょうか。
大前耕地を通り、大前山から破風山へ至る登山道の入口、
いわゆる秩父華厳の滝登山口であります。
■少し下流の石垣が残る中世の阿左美氏館との関係があるのかしら。
■秩父華厳の滝。
計画では、この先から奈良尾耕地までゼーハーであがり、
平坦に作られた奈良尾と門平の連絡道を通って、
上から門平を眺めてみたいというものでありました。
■それは569の尾根を巻く道であります(右上の赤矢印)。
それから神社(右上から2番目の赤矢印)を見て、門平に出る前に、
もしかしたら谷越しに耕地の全景が見れればという計画であります。
ただそれまでの無慈悲なアップダウンに少しやられておりましたし、
そのせいなのか、今日はなんだか、もともと、朝から、実は、
体調が万全ではないかもしれないなどと考え始めておりましたので、
帰る方向の匂いがする小前に向かったのであります。
■小前入口のバス停の前に座って、
お茶を飲みながら、地図を見て、しばらくもじもじしておりました。
バス停の場所は、以下の地図の青矢印であります。
■机上の計画は、
門平の後は、バス停の小前入口から登り、小前とは逆方向の、
579を目指してさらに登るというものでした。
それから立沢に行って、そこからダイレクト(左下の赤矢印)。
実際は登りの一番少ない、小前に上がってから降りるの道でありました。
■小前耕地。
■もう少し左手からでした。
『秩父悲歌』 (清水武甲 春秋社 1971)
■小前耕地の中心部。
傾斜のせいか、他の耕地に比べ、比較的ゆったりとした印象があります。
でも耕地の端からは、やっぱり急な下り坂で、そこを慎重に下りて、
■阿熊川沿いに戻り、
■下吉田に降りてきたのであります。
古墳たっぷりより私は耕地たっぷりのほうが美味しゅうございました。終着駅のロマン、行き止まりの美学みたいな感じが何ともなのです。
>櫓みたいなもの
何かすごく気になります。