秩父鉄道「影森駅」で下車して、この日初めに見に行った古墳であります。
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■もうこのあたりだろうと宅地をトコトコ歩いていたら、
 だいぶ近づいてから家のカゲにある古墳が見えてきました。
 ただ事前に見知ったイメージとはかけ離れていたのであります。

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■いつの写真かわからないけれど、秩父市のサイトから。
 事前のイメージでは、この写真のように、
 まっすぐの檜が数本と墳頂の社が目印の、畑の中の雰囲気のある古墳でしたが、
 檜は切られてしまったようであります。

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■それでも隙間から見える古墳は、
 長径24m、高さ4mのボリュームを感じます。
 左の家との境に、おそらく案内板が見えているのだけれど、
 近づけずでありました。

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■拡大。

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■西側に回っても近づけず。
 急な盛り上がりであります。右奥に武甲山。

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■南側に回っても近づけず。
 墳頂の稲荷社はしっかり大きいのであります。
 結局、墳丘に登って稲荷社で手を合わせるのはあきらめて、
 次の古墳に向かったのでありました。

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■これは、分布調査報告書のタイミングで詳細調査をした時の、
 古墳の実測図であります。変形を受けているせいなのか、
 一見四角の方墳のように見えるのであります。
 東側に2本、南側に1本のトレンチ設定でありますが、
 周堀は確認できなかったとのこと。
 広くはないけれど平地の古墳でありますので、
 周堀がないとは考えにくいし、だからこそのトレンチ調査であります。
 であれば、周堀はもっと外側にあったのか?
 だとすると、30mを超える古墳だったのかしら。
 古墳の本「さいたま古墳めぐり」では、この古墳を、
 現存する秩父地方最大の古墳としていますが、
 かつての姿も最大級だったのかもと思わせる調査結果でもあります。
 うみゅ。
  ※分布調査報告書
    『埼玉県古墳詳細分布調査報告書』 埼玉県立さきたま資料館(1994)埼玉県教育委員会.