コースリクエストした長柄桜山古墳群。
あじこぼさん、感謝。
この古墳を見てみたいと思ったひとつに、以下の写真がありました。

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■すごいロケーションだなぁと。

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■写真の少ないこの本に、先の写真がありました。
 「季刊考古学別冊15」の、
 「武蔵と相模の古墳」(編:広瀬和雄、池上悟 雄山閣 2007/12)

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長柄桜山古墳群についての記述は、北北西に20km強離れた場所の、
 座間丘陵にある秋葉山古墳群との比較についてであります。
 秋葉山古墳が典型的な在地型古墳群であるのに対して、
 突発的に築かれた、中央集権的な色合いが濃いというものであります。
 青矢印は塩古墳群。むふー。

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■して、
 おぉ、ここです、ここです。
 切り開きの住宅地のすぐ奥に、こんもり鬱蒼とした入り口がありました。
 急な傾斜の階段が見えております。

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■全容の立派な案内板がありました。
 古墳は「Tumulus」なのでありますね。群なので「Tumuluses」。
 ふむふむ。前方後円墳とかはどうなのか少し調べたら、
 鍵穴の「keyhole-shaped tumulus」とかがありました。
 ままの「square at the front and rounded in the rear」もあって、
 こっちのほうが前後の誤解が無いし、前方後(方)墳のときも、
 区別をはっきりすることが出来るかしらと思うのでありました。

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■同じ場所にある「ウオーク」の案内板。
 少し読解力が必要な、しかしポイントを押さえた案内版でありますが、
 古墳の記述が全く無いので、古墳発見前に作られたものと思われます。
 道筋が現在と同じならば、特に2号墳はもろ墳丘上を、
 古墳とはわからずに歩いていたということなのだなぁと妙に感心しました。

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■自転車を担いで一息、目の前にドンと1号墳の後円部。
 ぐいっと高さがあります。

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■六浦っ子さん。

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■あじこぼさん。

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■周囲にトラロープがあって入れないのですが、
 しっかり平たい後円部墳頂。

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■後円部テラスから前方部。
 養生されておりましたが、しっかり形がわかりました。

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■くびれ部から後円部。
 左下に小さく自転車が写っているのですが、
 比べても、その大きさ高さであります。

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■前方部東側は、切れ落ちて崖になっておりました。

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■ここでワイワイしていたら、Qさんが登場。

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■アルミハニカム。

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■案内板が豊富でうれしいのであります。

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■1号墳の脇を通り、2号墳に向かうのでありますが、
 前日の雨の影響もあって、想像していたよりテクニカルでありました。
 前ハブに絡んだ木の枝を乗ったまま取ろうとして、
 木の根に斜めに進入して、スパンとこけました。反省であります。
 ダメージを全く受けなかったのが幸いであります。

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■それでやってきた2号墳。
 右側に後円部の墳丘。

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■案内板。

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■前方部途中から後円部。
 両サイドが切れ落ちているので、高さが際立つのであります。

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■それにしても案内板が多くてうれしい。

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■下り口がある前方部に向かうあじこぼさん。

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■前方部端からの眺め。

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■ブレーキを握る手が痛くなる坂道を下っておりてきました。
 古墳も道も迫力があって、とても満足でありました。