午後になって、降っていた雨は上がったようでしたが、
録り貯めたものなど見つつ、家でゴロゴロしておりました。
そんな時、昇寛さんから、甲山古墳の墳頂の社殿の木彫と、
近頃国宝になったあの妻沼聖天山のそれは、
同じ工人の手によるものというコメントを頂きました。
おぉ、それならちょっと見てこようと、重い腰を上げたのであります。

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■街中の公園の桜。
 思っていたより、まだだいぶ残っておりました。

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ゾウ 雑木林は芽吹いております。

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■どんよりとした丘陵をクイッと抜けて、

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■甲山古墳にやってきました。
 しつこいですが、全国4位の平面サイズを誇る径90mの円墳であります。
 といっても、丘というか小さい山にしか見えないのでありますけれども。

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■参道にある案内板の真ん中のところに、
 「歓喜院聖天堂の建立に関わった彫師による製作と考えられる」と、
 書いてあります。

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■古墳の中段テラスを少し掘り下げて建てたように見える、
 冑山神社の位置からみた、墳頂にある本殿。

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■現地案内板。

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■登って来ました。
 保護のためかフェンスで囲われているので、それ越しに。

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■迫力があります。
 ただ私にはなんの見識もないので、
 ふーむと唸ってみるだけなのが寂しいところであります。
 熊谷市のサイトに、聖天堂の「修復前と比べてみよう」というページがありましたが、
 これも製作当時はピカピカだったのじゃろか?

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■正面から見て左側面。

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■正面から見て右側面。
 これらは何を意味しているのじゃろか。
 うーみゅ。

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■墳頂から東方面。見下ろす景色であります。

kabuto
■中段テラスも周囲もクルッしてと。
 北側の樹林が多少整理されていて、そちら側からは、
 古墳の形が良くわかるようになっております。
 整備に感謝して、丘陵グルグルに向かいました。