GWの前半、4日間の予定で尾瀬に入りましたが、天気が悪く1日半で戻ってきました。

初日は夕方まで天気がもったので、十分楽しめました。

■4/24 10:18　鳩待峠

　当日10:00開通の戸倉のゲート前に、車で並んで待ってました。

　2,30台が待っていて、開門と同時に鳩待峠に。

■登り始めてすぐの至仏山。天気はいいし、入山者は少ないし、

　期待に胸がキューッとします。慌てず、ゆっくり登っていきます。

■標高1900mを超えると、徐々に展望が開けてきます。

■オヤマ沢田代を過ぎて、小至仏山の手前。

　前日降った雪がうっすらと積もってところどころキレイな雪面です。

■小至仏山のトラバース。奥は尾瀬ヶ原と燧、会津駒。

■荷物を置いて、小至仏山を登るカミさん。

　雪面はシャラシャラのフィルムクラスト状態で、一歩ごとに、割れた薄い氷がシャラシャラと、

　落ちてきます。

■小至仏山を短めの2本。

　最高です。このためにスキーをしてるといっても過言ではないです。

■至仏山頂からの平ガ岳(中央奥)と越後三山(左奥)。

■同じく至仏山頂からの、尾瀬ヶ原 と燧ケ岳。

　山頂には数人がいるだけで、静かでした。一日早く来れたのが良かったです。

■至仏山頂から、まずはワル沢へ。GWも後半になると、大勢の人が滑った斜面は、

　荒れて少し手ごわくなりますが、今日はキレイでした。

　思い通りに大斜面を滑れる心地よさは、何事にも代えられません。

■ワル沢上部を滑って、山頂に登り返します。

　思うように滑れて、満面笑みのカミさん。

■小休止後、今度はムジナ沢です。至仏山頂からムジナ沢へは、

　上部の雪が切れているところで苦労しますので、

　まだ雪のつながっている左巻きがいいです。

■同じくムジナ沢を滑るカミさん。例年ならここで山小屋入りの時間を見ながら、

　2,3本登り返して満喫するところですが、今日はスタートが遅かったので、

　そのまま「山の鼻」に降りました。

■ムジナ沢を最後まで降りず、途中から針葉樹林にトラバースします。

　ここまでくると、尾瀬ヶ原が大分近づき、小屋もはっきり見えてきますので、

　今日の行動が終わりに近づいてきたことを感じます。

■今日の宿は「至仏山荘」。今シーズンの営業初日でした。

　GW真っ只中なら、たくさんの人で賑わっていますが、

　今日は金曜日で、明日の天気もよくない予報だったからか、なんと二人で貸切でした。

■至仏山荘の2階テラスからの至仏山。

　小屋にチェックインして、お風呂に入って、晩御飯をおなかいっぱい食べて、

　ここで、夕日に輝く至仏山を見ながら、今日一日を振り返って、一服する。それは、

　至福のひと時ですが、今日は曇っていて少し残念。

　そういえば、至仏山荘の晩御飯と言えばハンバーグでしたが、

　今年からメニューをいろいろ変えながら試しているとのことで、とてもおいしく頂きました。

　もともと、宿は清潔で暖かく快適な上に、出来る範囲で食事も工夫しているとなれば、

　ますます利用したくなるところです。

■　4/25　雨の尾瀬ヶ原・上田代、川上川に架かる橋。

　次の日の予定は、尾瀬ヶ原を見晴まで歩き、段小屋坂から尾瀬沼・長蔵小屋でしたが、

　二つ玉低気圧の接近で2日間天気が荒れる予報でしたので、以後の行程を中止して、

　鳩待峠に戻ることにしました。雨の中、一応尾瀬ヶ原方面に雪原の確認。

■雪の切れている川沿いの、水芭蕉。

■川上川沿いの木道。ここは川が崖に迫って、踏み抜きの危険もあるので、

　木道上を歩きます。経験のある中では一番雪が少ないです。

■GW後半になれば、穴もたくさん開いて、スキーの場合、

　今年は特にルート選びに苦労することが増えそうです。

　時間が許せば、小テンマ沢からメッケ田代経由で鳩待峠に下りたほうが楽しいと思います。

■鳩待峠手前。鳩待山荘の屋根が見えると安心します。

　雨は強くなったり、弱くなったり、一瞬ヒョウだったりと、なかなか荒れてきていました。

■車の中から、雨の鳩待峠。

　黄色い紙包みは至仏山荘で作ってもらったおにぎり弁当。

　大きいおにぎりが2個(梅とゆかり＆たらこ)と漬物が付いていて、

　山で食べると本当においしいのですが、今日は帰りの車の中で頂きました。

　途中で、薗原湖そばのお気に入りの「しゃくなげの湯」で体を暖めて、

　これまたお気に入りの蜂蜜を買って、昭和ICから高速に乗りました。